捨てるとこ無いウド料理

副隊長

2012年06月09日 14:41

ウド1本で色々な料理が楽しめますねぇ。

ウド料理の大半は茎の白い部分を使ったものです

それはそれで正当な料理です

でも、料理の過程で剥いた皮や芽の部分も料理に使えるし、
白い茎の部分だって1本で色々楽しめますよ。

ウドの皮を意識的に少し厚めに剥きます。

醤油、酒、砂糖で味を調えたキンピラは歯ごたえのある
酒の肴にぴったりです。


続いて芽の部分はその色と姿を楽しみながら定番の天ぷら

ここで全部使わずに少し残しておきます。


さて、いよいよ白い茎の部分の料理


まずは簡単にそのまま生で食すスティックサラダ

酢水に浸けてアクを抜いた茎を縦に切り揃えて冷水に落として
食卓へ・・・

マヨネーズや味噌を付けてシャキシャキ食感を楽しみます。

次は醤油漬

醤油、砂糖、酒で作った漬汁に一昼夜漬け込んだもの
ご飯のおかずにも酒の肴として小出しにもなります。

そして最後は炊き込みご飯

これには残しておいた芽の部分を使い細かく刻んで一緒に炊き込みへ

ウドの香味を楽しめる炊き込みににシャキシャキ食感を
加えるために先の醤油漬けの茎を細かく刻んで混ぜ込みます。

これでバッチリ春の香味混ぜご飯

  

アクの強いウドはアク抜きが必要とも言われますが熱を加えた料理ならアク抜きは
不要なので天ぷらや炒め物にはそのままで使えます。

生食にする場合は酢水に浸けたり流水にさらして軽くアク抜きをしますが
あまりやり過ぎるとウドの風味が損なわれてしまいますので要注意。

山菜はアク、すなわちそのエグ味を楽しむのも目的の一つです。

みなさんも捨てる部分の無いウド料理を楽しんで下さい。





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