副隊長のお暇なブログ

２０１２年１２月５日　古賀志山～御岳山

今日は健康診断が有ったので朝６時に仕事を上がって病院へ直行した。

９階で受付を待つ間に窓から景色を眺めた。
私は高所恐怖症だけど高い所からの眺めが大好きなおバカである。
窓から眺めた風景には県北の高原山がくっきりと見えていた。

「これは久しぶりの晴天だなぁ・・・、山日和だ。」

そう思うと健康診断も上の空で血圧は上がるわ心電図は踊るわ・・・（笑）



帰宅したのが９時過ぎ

「今日は日光連山も綺麗に見えるんだろうなぁ・・・」

そう思った途端にもうクルマに乗っていた。


山を眺めに山に登る


私の場合こんな登り方が少なくない

眺めたい山は男体山であり女峰山である



眺めて素敵だと思った山は登ると一層素晴らしくなるもの


この二つは私が愛する山


今日は眺めるだけでなく一つの目的があった。

年賀状に印刷する風景画を描きたかった。

今年はまだ何もしていないからとても気になっていたのだ。

　

宇都宮市郊外の古賀志山を経て御岳山へ向かう。

御岳山山頂は日光連山眺望の一等地だ。


森林公園の敷地から続く登山道に向かう。

コナラやクヌギに囲まれた道をシーズン最後の紅葉を楽しみながら歩く。

落ち葉が敷き詰められた上を歩く山靴の形に水が湧いては消えて行く。

ここ数日の天気をふり返ればうなずける。


悲しいかな里山特有の針葉樹の間を縫うように登る登山道

凛とした冬の空気の中で手袋をしていない指先がしびれる様に痛い。

それでも林間に作られた陽だまりを拾いながら歩くのは気持ちが良い。



稜線まで上がると歩きは楽になる。

古賀志山山頂をスルーして御岳山へと急ぐ。

軽い岩場を登り小さな祠の前に飛び出すと山頂。

一気に視界が開けて日光連山が見事な姿を現した。

これが見たくてやって来たのだ。





今日は富士山まで見える

最高の登山日和


下山の途中で急登を息を切らせながら老夫婦が登って来た。

すれ違いが困難なので窪みに待避して二人を待っていると

「ここは来るたんびにキツくなるねぇ！あ～しんど・・・」

奥さんが大きな声で愚痴をこぼしている。

「ここはいつもと同じだぁ！来るたんびにしんどくなってるのはお前の歳だんべ！」

私が笑って聴いていると

「なあ！」と旦那に同意を求められた・・・

そこで俺に振る？？！

いや～、答えにくいっすよ！

苦笑いする私に奥さんがぺロッと舌を出して照れ笑いしながら通り過ぎて行った。



さて、気分も良いし景色も最高

うちに帰って絵を仕上げなくちゃ！！

ビール買って、刺身かって帰～ろう！