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2008年06月28日

スズランとギョウジャニンニク

スズラン(毒)とギョウジャニンニク(食)

スズランとギョウジャニンニク

これはギョウジャニンニクです。

深山に生える多年生草で強い臭気があります。

葉は2片ですが、まれに3片あるものもおります。

葉柄の下半は、茎の下部を抱いていて、上部には暗紫色の細点があります。


スズランとギョウジャニンニク

これはスズランです。

高山に生える多年草で、根茎が横に伸び、茎が立ちます。

スズランの下部の葉柄の基部は、さや状の鱗片葉に包まれ、臭いはありません。


要点

ギョウジャニンニクの下部の葉柄の基部は茎を抱き、ニンニクのような臭いがあります。

名前の通りニンニクの臭いがします。

スズランに臭いはありません。

バイケイソウ類やイヌサフランの新芽とも間違えやすいので注意が必要と言われます。

スズラン、バイケイソウ、イヌサフラン共にニンニクの臭いはありません。

スズランとギョウジャニンニクイヌサフランの新芽






中毒症状

スズランはどの部位にも毒性があり心不全を起こします。



山菜もキノコも採り慣れた人から見ると「何で?」と思える間違いがあります。以前のブログにも書きましたがバイケイソウとギョウジャニンニクやシイタケとツキヨタケの間違いなどがそれです。
でも、実際に事故は起きているわけで、同じに見える人には見えるのだと改めて思った次第です。

「そんなの違いはすぐわかるからダイジだよ!」

山菜採りでもキノコ採りでも、これは禁句とする方が安全なのでしょう。



タグ :山菜キノコ

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この記事へのコメント
昔、知り合いが初めてキノコ採りに行った時の話を聞いた事がありますが全くの素人が2人で横浜から山梨まで出掛けて行ったのだそうです。

キノコの種類なんて何もわからない2人が参考にしたのは何と「キノコ図鑑」だったそうです。

それで採って来たキノコを図鑑とにらめっこしながら「これはダメ」「これは食べれる」と分別したそうな・・・・・

「よくぞご無事で」って言うしかありませんでした。
Posted by 賢パパ at 2008年06月28日 17:24
賢パパ、コメントありがとうございます。

お友達は勇気がありますね。(笑)

記事どうですか?こんな説明で分かりますか?
Posted by 副隊長 at 2008年06月28日 17:34
 28日,北信の金山と言う山に登る途中で初めてギョウジャニンニクに行き会いました。もう花が咲いて葉も黄色くなりかけていましたが、間違いなくネギでした。柔らかそうなのを5~6株頂き(もちろん地上部だけ)軽く炒めて卵とじにしましたがオツなものですネ。
 信州北部の1800~2000m付近は今が雪解けで、ユキザサが丁度芽だしの時期。他にヨブスマソウ(ウドブキ),ネマガリダケ,シオデ等々,高級品そろいでした。ユキザサの甘さは絶品ですネ。
Posted by 木偶野呂馬 at 2008年06月29日 04:10
木偶さん、コメントありがとうございます。

ギョウジャニンニク、別名アイヌネギ、卵とじ美味しいですよね。栃木にも自生地が有りますが、乱獲が続いた様子で今では小さなものばかりという噂を聞いています。
信州も山菜やキノコの宝庫ですよね。
ヨブスマソウのお浸し、シオデのサラダ、ネマガリタケを炙って一杯、最高の晩酌ですよね。(笑)

山菜やキノコは採り過ぎず、かと言って恐れずに、上手に付き合って行くことが大切だと思います。
Posted by 副隊長 at 2008年06月29日 06:59
渓父から教わったこと。
聞いたときは「冗談でしょ!」って思いましたが、実際に自分が採る側になると、なるほど!と思う事が多かったです。

「毒(キノコ・山菜)でもチョッとかじったたけじゃ、死ぬことはないよ。なっても下痢程度さ・・・(この後にはベニテング伝説です(笑))」

実はこれが結構的を得ているのかと・・・
教えられる側も、教える側も、写真や見た目の伝聞(視覚のみ)よりも、辛かった、苦かった・・・などの味覚が加われば、誤判定は減るのではないかなぁと・・・
Posted by すまた at 2008年07月02日 21:43
すまたさん、返事遅れました。 

あの方の実話には面白おかしい物語が多いですが、一歩間違えるとまずい部分もありますからねぇ。(笑)

でも、痛い目に会って覚えると忘れないのは事実ですよね。
Posted by 副隊長副隊長 at 2008年07月06日 18:53
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